ではなくてホントに茶を沸かす話
9月の
海風號のフリマ茶会で平田さんが持って来た、
松田桃香園の京ばん茶を貰って帰ったのだけれど、正直なところ300gも入った巨大な袋を最近まで持て余していた。というのも、普段はお湯は電気ケトルで沸かしてしまうので、家には直接火にかける薬缶がなかったのだ。
この京ばん茶というものはほうじ茶と違って、直接ぐらぐらと沸いた湯の中に茶葉を投入して、まさに沸かして飲むもの。そんなことを知らなかったものだから、貰って帰ってから薬缶を買うまでに時間がかかってしまった。
近所の商店街の道具屋で、あまり大きくないサイズで価格もバランスが取れた(笑)薬缶をゲット、デザインを考えると海風號に並んでいた薬缶たちを見たあとではしんどいが、そこは目をつぶってありきたりなものでOKということにする。
ぐらぐらに沸いたお茶をマグカップにダーッと注いで、ふうふういいながら飲む。ふんわりとした甘みと香ばしさが気持ちいい。お茶ってこんなのでいいんじゃないのかなって思わせるのは、やっぱり京都マジックなのか? ちなみに冷めても美味しく飲めるのが嬉しい。
さて、こういうときに「ほっこり」と書くのをよく見かけるが、本来の京ことばでは「疲れた」ということをあらわすのだとか・・・よく理解していない言葉は気をつけないとイカンので、京都のことを知らないワタシは使わないことにしている。
あっ・・・「まったり」は過去に使っているな、誤用してないのかな? 心配だ。
ともかくお茶をフウフウしながらの今日の一枚


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Toots Thielemans/Brasil Project
Jaco Pastoriusのアルバムやライブでもおなじみのハーモニカの名手トゥーツ・シールマンス、味わい深いハーモニカの音ってブラジル音楽にはとても相性がいいように思う。たまには全然ゴリゴリしていないやつも聴かないとねえ・・・
夏の暑い日ばかりじゃなくて秋の夜長にも、ブラジルの音楽は相性がいいように思う。
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