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中国茶は人生、花は宇宙、音楽はすべての答え
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ヘソで茶を沸かす
ではなくてホントに茶を沸かす話

9月の海風號のフリマ茶会で平田さんが持って来た、松田桃香園の京ばん茶を貰って帰ったのだけれど、正直なところ300gも入った巨大な袋を最近まで持て余していた。というのも、普段はお湯は電気ケトルで沸かしてしまうので、家には直接火にかける薬缶がなかったのだ。

この京ばん茶というものはほうじ茶と違って、直接ぐらぐらと沸いた湯の中に茶葉を投入して、まさに沸かして飲むもの。そんなことを知らなかったものだから、貰って帰ってから薬缶を買うまでに時間がかかってしまった。

近所の商店街の道具屋で、あまり大きくないサイズで価格もバランスが取れた(笑)薬缶をゲット、デザインを考えると海風號に並んでいた薬缶たちを見たあとではしんどいが、そこは目をつぶってありきたりなものでOKということにする。

ぐらぐらに沸いたお茶をマグカップにダーッと注いで、ふうふういいながら飲む。ふんわりとした甘みと香ばしさが気持ちいい。お茶ってこんなのでいいんじゃないのかなって思わせるのは、やっぱり京都マジックなのか? ちなみに冷めても美味しく飲めるのが嬉しい。

さて、こういうときに「ほっこり」と書くのをよく見かけるが、本来の京ことばでは「疲れた」ということをあらわすのだとか・・・よく理解していない言葉は気をつけないとイカンので、京都のことを知らないワタシは使わないことにしている。

あっ・・・「まったり」は過去に使っているな、誤用してないのかな? 心配だ。


ともかくお茶をフウフウしながらの今日の一枚

Toots Thielemans/Brasil Project

Jaco Pastoriusのアルバムやライブでもおなじみのハーモニカの名手トゥーツ・シールマンス、味わい深いハーモニカの音ってブラジル音楽にはとても相性がいいように思う。たまには全然ゴリゴリしていないやつも聴かないとねえ・・・

夏の暑い日ばかりじゃなくて秋の夜長にも、ブラジルの音楽は相性がいいように思う。
| しながわ | tea/etc | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
だら2
のんびりな台風の日の続きを書くつもりでいたら、昼頃には風雨がおさまって来ていた。どうしても一日中家にいるのがもったいなくなってきたから即行動。裏切り者・・・だら2シャキ1である(なんのことだかわからんが・・・

新宿につくとカラっと晴れることもなく、やっぱり強めな風に小雨が混じったりしているから、OZONE行きの無料巡回バス乗り場を目指す。まあ、それなりに人がいる・・・よかったよかった。

会場に着くと真っ先に地下へ、いつもの場所に三宝園が・・・ない・・・え? ちょっと場所が違っていたけれど、1ブロック先のところに春子さんの元気な声がした。あーよかった。とりあえず今回も3品、後日書くかも書かないかも・・・まあ、土曜と今日の午前は散々だったようだ。

パンフレットを見たら、出展者のフロアーがどこにあるのかが出ていたけれど、昨年までは上の方のフロアーに出てたところが地下にあったり、ホントに寂しくなっちゃったねえ・・・中国茶/台湾茶以外の出展者もずいぶん減った感じ。ブーム自体がおかしかったと考えるべきなのだろうけれど、実店舗があるところは、そちらを優先ってこともあるみたいだしね、いろいろ難しいなあ。

ということで、上の方のフロアーでは錦園Formosa Tea Connectionでご購入っ! 物理的な距離と、もう一方はあらかじめ予定をしっかりたてないといけないという、両方とも行くのがちょっと大変なところだからこの機会は大事なんだよね。いやいや、結構チマチマ買ったらそれなりにお金使ったねえ、どどどっとする買い物は楽しいなあ♪

海風號は挨拶だけ、久々登場という漢瓦壺の小型タイプの団泥があったのには驚いたけれど、このところ小型のものをきちんと使ってないからね、アレ2年前なら確実に買ってる。なかなかに仕上げがいいものだった。ま、改めて静かなお店でもって試飲させてもらいながら茶葉を選ぼうと思う。ちょこっと時間を作れば出来ることだから、その時間をやりくりしてじっくり楽しむことの方が重要だ。

と、そんなところで成果は別途出そうかね。本来はじっくりと他のお茶の文化がどうこう、っていうのも見たかったのだけれど、別の用事を済ますためにバタバタと帰って来てしまった。それでも必要なものはゲットできたので、それなりに満足感はあるかな。


嵐の後の新宿の街、いつもよりは少なめだと思うけれど、悪天候で足止めされていた鬱積をはらすためか、それなりに人が出ていた。湿気はあるのに妙にかわいた雰囲気がする町の様子、iPodで合わせてみたのがこれ

In Pursuit of the 13th Note
In Pursuit of the 13th Note
Galliano

黒人がやるリズムに乗ったラップではなく、ひたすらボソボソとしゃべる声、いろんな要素が混じり合った音。今ではアシッド・ジャズっていうもの自体が完全に失速してしまっているから、発売されたのは遠い過去のものという印象もあるのだけれど、なんとなく無機質に見えた今日の新宿の街にはマッチしたように思う。
| しながわ | tea/etc | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0) |