難しいことはわからない、けれどギターやウッドベース、ピアノの音がきちんと温かく聴こえた、それで十分。
ようやく秋らしいよい天気、出かける前に原種系チューリップとフリージアの球根の植え付けを済ませ、グロリオサとサンダーソニアの球根(というか地下茎だよね)を堀りあげて、乾燥した土を満たした鉢で保管する準備をした(→カリカリの乾燥はまずいらしいので、あとで少し湿らせた)。変な形の球根が結構大きくなっていて、来シーズンの夏への期待が膨らむ。これであとは冬に向けた剪定とか処分とか、片付けの作業が中心になる。そんなことでとりあえず一段落したので、サクっと支度して出かける。
数週間ほど前にその存在を知ることになった、
BauXar のMarty101とJupity301というスピーカーの試聴ができるというので、新宿の高島屋にはいっている東急ハンズに行くことにした。タイムドメイン理論というのは、解説を読んでもわかったようなわからないようななのだけれど、この変な形状のスピーカーが気になっていた。案の定というべきか、行った時はデモをやっている周りがかなり騒々しく、試聴というにはあまりにも悪条件だったのだが、持ち帰ることになるのにさほど時間はかからなかった・・・(陥落
このJupity301であるが、基本的な構造はこれよりもやや小型のMarty101と同様で、上部にフルレンジの小型スピーカーユニットが1つだけ真上に向いてついていて、筒の下に穴が空いていて低音はそこから出て来るようだ。ちょうどこれを書きながら、比較的小音量のごくごく日常の状態で聴いているのだが、これまでありあわせで使っていた安っぽいスピーカーとは何千倍もの差がある情報量で、それもバランスが良くかなり自然な空気を感じる。
ついでというかなんというか、机の上が危険なほどに混乱していたので、これを置くことで片付けるいいきっかけにもなった。久々で机の上だけだがとってもスッキリ、なんとかこの状態を維持せねばな・・・
というわけで色々と試聴中なのだが、今日の一枚には小さな音量で聴いても心にしっかり響く、SADEの2000年に出されたアルバムを。
Lovers Rock
Sade
アコースティックギターのキュルルッって音がものすごく生々しく聴こえて、これまでのSADEのアルバムに比べるとさらに音数が少ないのだが、地味なだけにゆっくりゆっくり時間をかけてジワーっと来る作品。今トゲトゲしさのない紅茶を飲みながら、深い深い夜の闇の中にとけ込んでいっている、どう考えてもこれは酒ではだめだな。これまでの作品と違ってオシャレなバーのBGMにはまるっきり向かないかもしれないが、聴けば聴くほどにAduの歌声の良さを感じるように仕上がっていると思う。
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